手抜きバージョン

風船針【漁漏長バージョン】の巻き方


 まずは自分の気に入ったゴムの形を決めて、薄いプラ板で
 型を作りましょう。ゴム型どりの必需品です。
 細めのボールペンなどで、無駄なくなぞってから切るとスピードアップ。
 
 
 

 ポイント1  
 ゴムの巻きだし(下巻き右端)まで下巻きをゴムの滑り止めとして
 巻くことです。
 巻いた時点では大丈夫でも徐々にゴムのテンションに負けることが多い。
 (因みにこの針はスズキ20号)
わしの好きな五目針です
 通常、ソイ・ヤナギ狙いには18号を使っています。
 
 
 

 ポイント2   
 巻き出しから折り返しまでは、かなりテンションをかけて巻く。
 

 ポイント3   
 折り返しまではゴムが重ならないように巻く。太くなりすぎる為。
 100均の薄い風船なら大丈夫です。
 
 

 ポイント4   
 これは折り返して右側に巻き上げて行ってる画像です。
 この時は1/2重ねで巻きます。
 少しボリューム感を出すのと、見栄えを良くする。
 

 ポイント5   
 この1/2重ねのピッチを大きくしたい場合は
 ゴムの切り方を太く調整すれば良いのですが、
 その太さのままだとハリスを巻く部分が難しくなってきますので、
 ゴムの切り方が非常にやっかいなので
 止めた方が良いです。
 

 ポイント6   
 この時点でゴムの位置はここになくてはなりません。
 次の工程がやりずらくなる。
 

 ポイント7   
 画像のように半欠けで!
 ここを上手に。
 

 ポイント8   
 針が見えなくなるように折り返す。 
 この時、針のつぶし部分の角が鋭利になっている場合は
 ゴムが破れるのでヤスリで面取りをしておくことです。
 

 ポイント9   
 ハリスを巻く部分なので、太くならないように重ねないこと。 
 また、ハリスを巻いて絞るとゴムが食い込みやすいので、
 ここもテンションをかけてガッチリ巻きます。
 

 仮止めする部分にゴムを溜めて巻く。
 
 
 
 
 

 溜めて巻く理由は、ハサミを入れた時に仕上がり部分まで
 ハサミの先が届かないようにするため。
 切りやすくもなります。
 
 

 余った部分を引っ張りながら切断
 
 

 ハサミで真ん中から切り込みを入れます。
 このままでも面白い針ですよ!
 潮の抵抗を受けやすいため、泳ぎやすい針になるかと思います。
 アオゾイやヤナギ、ホッケなどは餌を付けないで使用します。

 こんなところでどうでしょうか?
 みなさん、釣れる保証は無いですが、わしはこれで何時も大漁!
 但し、魚がいればの話です。
 あくまでもご自身の腕が何よりの仕掛けですから!!(笑)
 クロやマゾイはこれに餌を付けて使用してます。


 風船の大きさ、目安にして下さい。
 針の種類によっては無駄な切り方になってしまうからあくまでも目安。
 右下はソウハチ用に巻いたネムリ18号の針です。
 このソウハチ用の大きさだとかなりの数が取れます。
 結構良い仕事してくれたソウハチ針でした。
 静内・芳栄丸で実釣済みです。
  
 
 
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